ひばのきっぱづ (HIBA NO KIPPAZU)
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このコラボレーションに関するブログ記事はこちら
Be Easyとのコラボは、青森産ヒバの香りがほのかに漂う最高にドリンカブルなアンバーラガー
【味わいの特徴】青森産ヒバで熟成させたウィーン風のアンバーラガー。 こんがりトーストしたパンやビスケットのような香ばしさに、ヒバ由来の柔らかなバニラとスパイスのニュアンスがほのかに感じられます。ノーブルホップの穏やかなハーバル&フルーティな香りがモルトの甘みを引き締め、クリーンでとても飲みやすいフィニッシュに仕上げました。【名前の由来】きっぱづは、Be Easyのある青森の津軽弁で「木の切れ端」を意味する言葉。このビールのために、様々な種類の"きっぱづ"がサンプルとして青森から送られてきて、その中でも特に香りが良かったヒバの"きっぱづ"に白羽の矢が立ちました。【醸造家の声】京都醸造にとって青森は特別な場所です。創業者たちはそこで出会い、ビール好きをきっかけに意気投合し、のちに京都醸造を起ち上げました。そんな縁もあり、青森を拠点とするBe Easyとのコラボレーションでは、青森ならではの要素を取り入れたいと考えました。そこで、青森のある材料を京都に送ってもらい、同時に私たちの方からも青森へ何かを送ることで、お互いの土地の個性を交換し合うコラボに挑戦しました。
これまで木のキャラクターを活かしたようなビール造りにはあまり取り組んでこなかったのですが、今回のコラボでは互いの地域で育った「木」の特性をビールに落とし込むというアイデアで動き始めました。
京都からは、町家改修プロジェクトから出た古い杉の古材を青森に送りました。Be Easy側からは香りに定評のある青森特産のヒバを送ってもらいました。
木材の香りを様々な方法でテイスティングした結果、一部を焼いた加工、ほかの一部をそのまま使用することで、柔らかなバニラのような甘みを帯びた香りと、木本来のハーバルでスパイス感を感じさせる個性を引き出せることがわかりました。そして、この個性を最大限に活かすために、ベースのビアスタイルにはウィーンラガーを選びました。しっかりとしたモルト感が木の風味とうまく調和し、ほのかな甘みがバランスを取ってくれると考えたからです。
ピルスナー、ウィーン、ミュンヘンモルトのブレンドを使用し、色味をすこし引き締めるために少量のブラックモルトを加えました。ホップはクラシックなTettnangを使い、ハーバル&フローラルな香りを加えつつ、少量のPacific Jadeでほのかにモダンなニュアンスを演出。ボヘミアンラガー酵母を使い発酵、仕上げまでの約10日間、ヒバのチップと一緒に熟成を行い、木の特性をじっくりとビールに染み込ませました。
ヒバのスパイス感と柔らかさがビールに程よく溶け込み、驚くほど親しみやすく飲みやすい味わいに仕上がりました。森林浴とまではいきませんが、青森のヒバがほのかに香るアンバーラガー、ぜひお楽しみください!