
帰還シリーズのアップデート
今年私たちは、創業から10年を迎えるのですが、この10年という時間は、京都醸造という会社がどんなビールを造る醸造所なのか、評判やイメージが定着するのに十分な年月です。そして、比較的早い段階から京都醸造は「ベルギースタイルに特化した醸造所」と呼ばれることが多くなりました。 もちろんご存じのとおり...
もっと読む今週、京都府下限定で新たにお目見えしたベルジャンウィット「はばかりさん」は、京都醸造初の常温で保存可能なクラフトビール。これまでの1年ほどで、缶内二次発酵商品を集中的に造ってきましたが、このはばかりさんはその試行錯誤の末の集大成と言っていいほどの自信を持ってリリースしました。 ご存じの方も多...
もっと読む3月に入り、5月10日の京都醸造の10周年記念イベントにまた一歩、日が近づき、ぼんやりしていた全体の輪郭がよりはっきりと見えてきたと実感する今日この頃、私たちはすこし京都から離れ、東京の奥多摩にあるVertere Brewingの新しい仲間たちと共に醸造を行いました。またその4日後には、Ver...
もっと読む仲間シリーズの一環で、KBCのOBOGたちと再会し、ビールを造るサブ企画。その中で、これまで奈良醸造のヤス(ミルクスタウト「二都物語」)、家守堂のヒロコ(バーレーワイン「狐火」)、Ape Brewingのまっちゃん(スペシャルビター「〼〼ハ〇」)、Flora FermentationのKai(...
もっと読む満彩シリーズは、数年前に「フルーツケトルサワー」のシリーズとしてスタートしました。 シリーズが発足することになったきっかけは、私たちが初めてのサワービールを醸造したとき、具体的に言うと、著名なビアライターであり、Heretic Brewing の創設者である ジャミル(Jamil Zainas...
もっと読む私たちの古くからの親友、ギャレス(Gareth)率いるBe Easy Brewing とのコラボレーションで、青森県産ヒバのウッドチップと一緒に熟成させたアンバーラガー「ひばのきっぱづ」を造りました。 青森県弘前市で2016 年に創業したBe Easy Brewingは、津軽弁の名前を冠した...
もっと読む季節限定の気まぐれシリーズは、京都醸造の数あるシリーズの中で最も長く取り組んできた限定醸造です。初期の頃は、まだシリーズという体系化ができておらず、定番ビール以外はざっくりと「限定醸造」として、その時に空いているタンクを活用して即興的に仕込むということが多かったのですが、唯一存在した「気まぐれ...
もっと読む仲間シリーズの一環で、KBCのOBOGたちと再会し、ビールを造るサブ企画。その中で、これまで奈良醸造のヤスさん(ミルクスタウト「二都物語」)、家守堂のヒロコさん(バーレーワイン「狐火」)、Ape Brewingのまっちゃん(スペシャルビター「〼〼ハ〇」)とコラボしてきました。 さて、次は滋賀県...
もっと読む今では数えきれないほどのビッグファミリーになりましたが、ベルジャンIPA「毬一族」シリーズの最初の最初は、創業から2年目に当たる2017年のこと。樽のみの単発限定商品「毬男」を発売したのが始まりです。ダブルIPAをベルジャン酵母で造ったら、という純粋な興味を実際に実現するべく醸造する決断をした...
もっと読む創業して間もない頃から造り続けてきた定番のセゾン「一期一会」をはじめとするベルジャンビールシリーズは、京都醸造を体現するような自己紹介的な存在で親しまれてきました。その定番を今から4年前、缶ビールの発売と同時にラインナップの変更を行いました。3つのビール(一期一会・一意専心・黒潮の如く)はその...
もっと読む2025年がはじまってすぐに新IPAシリーズ”Hop Idol”の第一弾である「コヒアネルソン」を発表しました。このシリーズでは、毎回モダンでインパクトのある一種類のホップにスポットライトを当てたIPAをリリースしていきます。昨年の六果撰シリーズでは、果物とホップのコンビネーションがテーマで...
もっと読む遡って2021年が始まったころ、2人の経験豊富な醸造メンバーがそれぞれの新しいステージでの挑戦に向けて京都醸造を去ることとなり、ぽっかりと開いた大きな穴を埋めてくれるような人材を探し始めていました。そんな中、創業以来お世話になりっぱなしの箕面ビールの香緒里さんからの紹介で、松本勇士さん(愛称「...
もっと読む明けましておめでとうございます。 また新たな一年が始まりました。 年の瀬に共同創設者のポールから、2024年のふりかえりに関する投稿がありました。(「創造性を再び手にして - 2024年の振り返り」)2024年は、創業した初年度以来の最もクレイジーな年であり、ある意味では再出発の年でもありまし...
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