
KBC2.0におけるビール造りのフィロソフィー - 第2部 「南へ」
KBC2.0についてとりあげた第1部では、私たちがどのようにして醸造プログラムの半分を事実上取りやめるという決断に至った、その背後にある理由についてお伝えしました。その中で、KBC2.0の名の下にリリースされたビールが、今の、そしてこれからの京都醸造で起こる多くの変化(小さなものから、大きなも...
もっと読むKBCの新しい姿 先日は、新しいヘッドブルワーのジェームズ・フォックスの着任に伴い、京都醸造の次なるステップと進化についてお話ししました(KBC2.0におけるビール造りのフィロソフィー)。この一連の決断と行動は、私たちにとっては、大きな一歩といえるでしょう。 私たちはすでに変わり、そして...
もっと読むこの数ヶ月の間に、「KBC2.0」というマークとキツネのシンボルをつけたいくつかのビールをリリースしました。 こうして徐々に形として見え始めた「KBC2.0」ですが、しかし一体何なのか?
もっと読む2024年2月から始まった探求心シリーズもいよいよ最終作となりました。シリーズを締めくくるのはリードブルワーの歩(あゆむ)さん。もともとは料理人として働いていた彼ですが、2020年にKBCの仲間になり、特に昨年末にクリスが退社したあとはリードブルワーとして醸造チームの技術向上やチーム形成に尽力...
もっと読む前作の探求心シリーズが発売されて2か月。各地のイベントで当シリーズのビールを求めて足を運んでくださる方の多さに、みなさまからの期待度の高さをひしひしと感じています。その期待に応えられるような「探求心」に溢れたビールを造り続けていきます。 前作までは飲みよいスタイルが続きましたが、第四弾とな...
もっと読む7月に入り、梅雨らしい雨が続き、その合間合間に夏の気配を感じさせる天気の日も増えてきた。そうこうしていると賑やかな蝉の声が聞こえ始め、りっぱな入道雲が空にそびえ、本格的な夏がやってくる。そのように、ちょっと先のことを考えながら私たちの多くは何気なく生活をしている。 しかし、振り返れば、お...
もっと読む私たちのヘッドブルワー(醸造責任者)について、以前このブログで触れてからしばらく経ちました。その後どうなったのか、気にしてくださっている方も中にはいらっしゃると思います。今日は、そんな皆さんに新しい報告があり、文を書きました。(いつものことながら)少々長いですが、お付き合いください。 ...
もっと読む皆様からの好評の声を受け、駆け足で続く2024年樽生限定シリーズ「探求心」。第三弾は、昨年から京都醸造でブリュワーとして活躍しながら、いよいよ今年、滋賀県東近江市にて自身のブルワリーを始動するKai。様々な文化を吸収しながら育ってきた彼ならではのツォイグル「賢者の意思」。京都醸造だけでなく、日...
もっと読む2024年の樽生限定シリーズ「探求心」。第一弾の「東西共鳴」は、2月に行われた横浜でのイベントでも好評で、当シリーズにとって幸先の良いスタートとなりました。 そしてこの度、第二弾となるヴァイツェン「白虎(びゃっこ)」が完成しました。今回の担当ブルワーは、登山匡章(のぼりやま まさあき)さん。K...
もっと読む先日、「望み」と名付けたビールを造り、今年1月に大きな地震によって被災した能登へ届けてきました。 2024年、元旦。慌ただしくも平穏に2023年が暮れ、新年をお家でゆっくり過ごしたり、はたまた友人や家族と初詣に出かけるなど様々な形で過ごしていた元旦の午後にそれは起こりました。京都でも...
もっと読む京都醸造の2024年の樽生限定シリーズ「探求心」。京都醸造に所属するブリュワーたちが、世界中のクラフトビールにおける最新のテクニックを試したり、日本に上陸したことのない無名のスタイルに挑戦したりしながら、クラフトマンシップを「探求」するシリーズです。 当シリーズの第一弾となるヘイジ...
もっと読む新しい年が始まる時は決まって、まだ見ぬことが待ち受けていることへのワクワク感と少しの不安、そして好奇心をくすぐられるような感覚があります。そこには確実に新しい挑戦が待ち受けており、それは前の年かそれ以前から意識してきたものもあれば、地平線上にうっすら見えるもの、さらにずっと彼方にまだどんな挑戦...
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