ある均衡のとれた世界への回帰
数か月前、おひがしさん門前未来プロジェクトを周知・支援するために造られたご地愛シリーズの「陽が知る」について少し共有しました。 このプロジェクトは、京都駅の北に位置する東本願寺前エリアの再開発に焦点を当て、かつて舗装道路だった場所を市民のためのコミュニティスペース「市民緑地」として整備し、生ま...
もっと読む私たちが最も頻繁に聞かれる質問の 1 つは、「なぜ京都で醸造所を立ち上げようと思ったのか」ということです。今では京都醸造で働く人の中にもこの街の出身者がいますが、最初はそうではありませんでした。ご存じの通り、京都醸造の創業者は同じ国の出身ですらありませんでした。 では、なぜ京都なのでし...
もっと読むこれは全4回のブログ投稿の最後の回で、これまで「国内のクラフトビール業界の課題」、「小さな醸造所が成長するために何が起こる必要があると私たちが信じているのか」、そして「私たち自身がより大きな一歩を築くために何を計画しているのか」を皆さんにお伝えしてきました。第4回目は、「構想から計画、そして実...
もっと読むこの数週間の間に、2つのブログ記事にて国内のクラフトビール業界への私たちの見解とその先に対して私たちが打ち出す方法についての投稿をしました。(前回ブログ:第一回「国内のクラフトビール業界が抱えるジレンマ」、第二回「クラフトビールが生き残るためのひとつの風穴」) 前回までの振り返りにもなりますが...
もっと読むとても残念なお知らせですが、創業者の一人であり醸造責任者のクリス・ヘインジが、2023年末をもって京都醸造を退職することになりました。 実際に彼が醸造所を後にするのはもう少し先のことですが、現在募集中の新しい醸造責任者に応募しようかと検討されている方には、このことをあらかじめ知っておくことでよ...
もっと読む前回は、国内のクラフトビールが直面しているジレンマ、そしてその現状に対して私たちが何をしようとしているかについての一連のブログの最初の記事を書きました。(前回記事はこちら) 前回からのおさらいを兼ねて業界が直面している課題についてもう少し掘り下げたいと思います。まずは、「クラフトビール」の定義...
もっと読む私たち京都醸造がビール造りを始めた2015年頃、世界中のクラフトビール業界はこぞって右肩上がりで、この先も明るい展望しか待っていないような雰囲気に包まれていました。アメリカ国内で生産されるビールの総量の20%がクラフトビールが占めるようになり、欧州やアジア諸国でも同様にその認知度と支持層を広め...
もっと読む私たちが醸造所を始めたときは、まだ”グラウラー(ビールの通い容器)”のことを知る人はそんなに多くなかったし、手に入れる方法もすごく限られていたように思います。街で取り扱うところも両手で数えるくらいで、大々的に取り扱う場所も一つか二つあるだけでした。 2015年に営業を始めた京都...
もっと読む前回の記事では、陽が知るを造るきっかけになった"おひがしさん門前未来プロジェクト"の紹介やこれまでの経緯などを紹介しました。 この後半では、「陽が知る」がどんなビールになったのかや名前の由来についてをお伝えします。 その前に、地元京都に焦点を当てたビールシリーズ「ご地愛」について改めて紹介しま...
もっと読むご覧になった方もいらっしゃると思いますが、先日はご地愛シリーズの一環で地元の子ども食堂を運営する団体に寄付をした内容の投稿をしました(記事はこちら)。今日は昨年造った限定ビール「藤源郷」を造った背景と、そのビールの利益を誰にどのように使ったか、について皆さんにお伝えしたいと思います。少し...
もっと読む京都に焦点を当てこの街と醸造所のつながりを感じながら、想いを注ぎ込んでつくる「ご地愛シリーズ」の第四弾として、「陽が知る」を発売しました。 ブログ前半では、"おひがしさん門前未来プロジェクト"の紹介やこれまでの経緯などを紹介します。 「ご地愛シリーズ」といえば、毎年の恒例になって...
もっと読む2014年に京都醸造がスタートしてから現在に至るまで、私たちを温かくサポートしてくれたこの街「京都」に何かできることをしたいという気持ちから始まったビールシリーズ「ご地愛」。これまで本シリーズを通して造ったビールの利益を京都府下のさまざまな団体に寄付してきました。 今回は、昨夏に与謝野町産...
もっと読むまた今年新たにIPAシリーズ「六人の変革者」が始まります。 2021年に創業以来はじめて定番ビールのレシピ変更に踏み切り、そしてそれまで「限定」と一括りにされていた定番以外のビールのために新しいシリーズを作りました。それによって各シリーズのコンセプトの中で、様々な醸造の試みが深化を見せ、年々お...
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