KBC2.0シリーズ
ヲリオン
Orion
¥730
(税込)
フルーツ感全開!あえてやりすぎなくらい攻めたウェストコーストスタイルのトリプルドライホップ・インペリアルIPA【味わいの特徴】前作(アリオン)が「ジューシーで立体感のある香り」に対して、ヲリオンは「高密度・爆発系」。うんとたくさんのホップの個性を最大限に活かす現代的な手法を取り入れ、ほどよく感じるアルコール感に、クリーンで軽めのモルトボディがみごとに調和。トロピカルなアロマが怒涛の如く押し寄...
詳しく
スタイル
TDH West Coast DIPA
度数
8.0%

フルーツ感全開!あえてやりすぎなくらい攻めたウェストコーストスタイルのトリプルドライホップ・インペリアルIPA
このラボ「変革」は、そうした最先端技術から生まれた香り高いホップを駆使し、IPAの常識を打ち破る、まだ誰も体験したことのないビールを生み出す実験室。そして2025年、最新のIPA像を体現する4つのプロジェクト──「アリオン」「ヲリオン」「ハベリオン」「ソカリオン」──を発表します。
ヲリオンのモルト構成は、ピルスナーモルトを主体に、ごく少量のミュンへナー麦芽を加えることで、ほんのりビスケットのような風味とボディを与えています。
そしてお待ちかねのホップの話。仕込み段階から最後の仕上げに至るまで、このビールには惜しみない量のホップを使用しました。煮沸工程ではCentennial、Chinook、Motueka、Waimeaのブレンドに加え、チオール前駆体を多く含むファンタズム(ぶどう果皮を粉砕したもの)を投入。狙いはチオール由来のキャラクターを層にして重ねることで、甘い柑橘やピンクグレープフルーツ、松脂のような風味を引き出すことでした。
発酵段階のドライホップではMotuekaとWaimeaに加え、Strataも使用。そして次のドライホップでは、さらに大量のStrataと、完熟トロピカルシトラスを思わせる濃厚な香りを持つRakauを投入しました。そして仕上げには、WaimeaとRakauを追加投入することで、フレッシュなホップアロマをより感じられるように、もう一押ししました。
酵母由来の芳醇なエステル香が、フルーティーかつダンクなホップアロマを引き立て心地よく香りに酔いしれる設計。度数8%とやや高めのアルコール度数ですが、ウェストコーストスタイルらしく、キリッとドライな後味で飲みやすさもあり、まさにホップを愛してやまない人に捧げる、渾身の一杯となりました。

Brewer's Notes
シリーズ:
KBC2.0シリーズ
ホップ:
Centennial, Chinook, Mega Motueka, Waimea, Strata, Rakau
味わいの特徴
前作(アリオン)が「ジューシーで立体感のある香り」に対して、ヲリオンは「高密度・爆発系」。うんとたくさんのホップの個性を最大限に活かす現代的な手法を取り入れ、ほどよく感じるアルコール感に、クリーンで軽めのモルトボディがみごとに調和。トロピカルなアロマが怒涛の如く押し寄せ、シトラス、ピンクグレープフルーツ、松脂のような香りがわーっと広がる。まさにホップを愛する人のための一杯。
相性の良い食事
レモン塩で食べるえび天、四川風よだれ鶏、豚肩ロース肉のハーブロースト
名前の由来
歴史に裏打ちされた伝統的なビール醸造とは別に、まだ見ぬ味わいや香りを追い求める醸造家の挑戦は今も尚とどまることを知らず、その結果これまでに数々のトレンドを生み出してきました。その背景には、時代の先端を行く科学とテクノロジーの進化があり、新たなホップが次々と開発され、次世代のスターとしてビールの歴史に新たな1ページを刻み続けています。
このラボ「変革」は、そうした最先端技術から生まれた香り高いホップを駆使し、IPAの常識を打ち破る、まだ誰も体験したことのないビールを生み出す実験室。そして2025年、最新のIPA像を体現する4つのプロジェクト──「アリオン」「ヲリオン」「ハベリオン」「ソカリオン」──を発表します。