違うアプローチでIPAにチャレンジ - パート2

今回のバッチの仕込みはかなり勉強になることが多く、それも完成間近になりました。このビールお詳細を皆さんにお知らせできることを嬉しく思います。

最近のブログでも書いたように、今回の仕込みは IPAに関する数えきれないテクニックや原材料、スタイルからインスピレーションを受けたものです。市場には無数の商品があり、例えば「ダブルドライホップ」と銘打たれたものもありますが、果たしてそれはお客様にどれだけ理解していただけているものなのでしょうか。

というわけで実際に造ってみました。一回の仕込みで得たビールを2つのタンクに分けて、それぞれドライホップをすることにしました。ベースはとてもシンプルです。ピルスナーモルトに少しのカラピルス、ホップの味わいを支えるためにクリスタルT50というコクのあるモルトを加えまいた。Nelson Sauvin、Mosaic、Ekuanotのホップをワールプールの工程で加え、トロピカルで甘い果実感を得ました。

実際には発酵が終了してから2つのタンクに分けて、それぞれにMosaicとEkuanotを等量ずつ、普段のドライホップの使用量の100%を投入しました。ダブルドライホップの商品にはさらにホップを加え、普段の2倍量になるようにさらにホップを添加しました。

8/3から順番でお披露目となりますので、シングル&ダブル、その両方の仕上がりを味わってみてください!