5周年のリリース - パート2

最近の投稿でお話ししたように、5周年ビールはリリース間近で今年のテーマは過去のものと大きく異なります。これまでの4つのビールでは、どうやってもっとたくさんのホップを使うか、あるいは新しいスタイルのビールが大量のホップに合うのかを探求してきました。しかし今年は、もっと意味のあるテーマ、つまり「一体感」にシフトし、同時に見た目とのギャップを生み出そうとしました。

コーヒー、バニラ、カカオニブは以前一緒に仕事をした友人から仕入れ、2つのコーヒーのロースター(かもがわカフェKurasuコーヒー)による貢献は前の投稿で紹介しました。ここでは他の貢献者、Minimal Chocolateパティスリーエスについてご紹介します。

Minimal チョコレートの山下さん

Bean to Barのショコラティエ、Minimal Chocolateと初めてコラボしたのは「カカオの彩り」でのことです。プロジェクトが始まった当初は、チョコレートは“チョコレート”で、使うカカオニブを選定するのに考える要素はそれほどないと思っていました。これはとんだ間違いでした!山下さんは、産地の違いによって生み出される微妙な違いだけでなく、カカオがどのように処理され焙煎されるのかについても、懇切丁寧に教えて下さいました。彼とのテイスティングが終わるころには、ナッツやフルーツ、香ばしい味わいのものなど、世界中からのカカオニブを試していました。このバラエティを表現するために、ほとんどの飲み手が想像するチョコレートの特徴に加え、スパイスやハーブ、ナッツの風味があるコロンビア産のカカオニブを選びました。言うまでもなく、このコラボはそれまでで最もやりがいがり、学びの多いものの一つになりました。

Patisserie.Sの中元さん

パティスリーSは長年親しくしてきたものの、実際にはビールでコラボしたことがないという点で、ユニークな同胞です。一番一緒に仕事をしたのは、彼らがデパートの催事にむけて企画した2つのケーキに私たちのビールを使おうと連絡をくれたときのことです。どの2つのビールにするかを決めるために彼らと仕事をするにつれ、薫さんのフレーバーに関する知識の驚くべき深さと、中元シェフの食への創造力に感銘を受けました。Minimalから学んだのと同じように、彼らのケーキはその作品に存在する驚くほど深い味わいと表現の広がりを見せてくれ、それ以来私たちはよき友人(そして大ファン)です。

このユニークな4つの同胞たちの力を借りどんなビールが完成したのか、近いうちにお知らせします!