コロナとふるさと納税

ふるさと納税はご存知の通り2008年に創設された寄付金税制のひとつで、進学や仕事で故郷を離れて生活をする人々が故郷に(納税というより)寄付を行い、その分の税金控除を受けることができる、というものです。もちろん、対象は実際の故郷である必要はなく、例えば思い入れのある町なども選択できます。そして、ふるさと納税の醍醐味といえば、寄付先の自治体から届けられる贈り物でしょう。日本にいる外国人もこの制度を利用でき、贈り物をもらえるのも嬉しいところです。

現在も猛威をふるうコロナウィルス感染症は私たちの生活に多大な影響を与えただけでなく、多くのビジネスでこれまでのように事業を継続することも困難になりました。京都の収入源の大きな柱だった観光もその影響を直に受け、関連企業や飲食店への救済に地方自治体も必死に頑張っていると聞きました。そこでこのふるさと納税を通じての寄付がコロナウイルス感染症の影響を受けた市民・事業者・医療機関・医療従事者への支援のための財源にもなるということで、京都市はこれまで以上に力を入れて取り組んでいました。そこで私たちKBCもふるさと納税への参加を希望したのです。

そして先日より京都にある醸造所で初めて掲載され、寄付額15000円と25000円の返礼品として、私たちのビールが全国に届けられることになりました。この3月から京都市のふるさと納税返礼品のバリエーションは4倍ほどに増え、私たちの友人であるウッドミルブルワリー(クラフトビール)や京都丹波平井牧場(丹波牛)も加わり、ますます充実してきました。

もちろん寄付した額の大部分はあとで控除として戻ってきて、更に魅力的な京都からの贈り物もついてきますので、ぜひふるさと納税は京都市へ!

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