狐火
Kitsunebi - Kyoto edition
¥730
(税込)
家守堂とのコラボはスモーキーな京番茶を使った芳醇なバーレーワイン【味わいの特徴】驚くほどのスモーキーさを持つことでされる京番茶を使ったバーレーワイン。麦芽由来のキャラメルやトフィーのような滋味深さに京番茶の香草やたき火を想わせる燻製香がマッチし、得も言われぬ味わい深さを感じさせます。苦みを抑えめにすることで、リッチな風味とドリンカビリティをゆっくり楽しめる仕上がりに。【相性の良い食事】鯖のカ...
詳しく

家守堂とのコラボはスモーキーな京番茶を使った芳醇なバーレーワイン
現在醸造所兼ブリューパブになっている家守酒造の建物はかつてお茶屋さんだったもので、これにインスピレーションを受けながら、その歴史を途絶えさせないように、今でもビールと一緒にお茶の販売もされています。家守酒造のブリューパブ「家守堂」で弘子さんと始めて会った際は、ビールではなくお茶を飲みながら話しました。今回のビールについて話し合いを行い、彼らの取り扱うお茶の中で、タバコやたき火のような強いスモーキーな香りと軽やかな旨味を持ち、ひと際インパクトのある京都独特の京番茶を使うことにしました。
この京番茶のフレーバーと香りをバランスよく引き立てるため、ビールも同じくらいインパクトのあるものにする必要があるため、リッチなモルトのキャラクターと甘みをフルに活かしたバーレーワインを作ることにしました。ベースモルトにはゴールデンプロミスとマリスオッターをブレンドし、さらに少量の小麦モルトも加えました。通常1時間ほどの煮沸工程を2時間ほど行い、モルトの風味をキャラメルのような、より深みのある味わいになるまで引き出します。
そこに約14kgほどの京番茶を投入し、淹れたての京番茶を飲んでいるかのような茶葉の鮮烈な特徴をビールに与えることができました。発酵にはエール酵母を使用し、あくまでもモルトとお茶の個性を最優先にすることに。そして出来上がった京番茶のバーレーワインは、まさしく唯一無二で特別。さらに端的な言葉で表現するとすれば、「贅沢にしてシンプル」と言える仕上がりです。