味わいの種類:
Sour, Stonefruit, Smoked
相性の良い食事:
燻製香たっぷりのBLTバーガー、白ワインとバターのソースで食べるホワイトアスパラ、白桃のコンポートとバニラアイス
ブルワーの声:
前回、Vertereとのコラボレーションでは、乳酸菌を使ったベルジャンサワーIPA「胡蝶の夢」を造りました。乳酸菌汚染というリスクと隣り合わせの製造で、内心ドキドキしましたが、乳酸菌の扱いを心得ているVertereとの作業で、とても作品が仕上がりました。さて、今回はそのコンセプトをさらに発展させたいと考えました。共通のテーマに選んだのは、「カクテル」。
ヘッドブルワーのジェームズは、ウイスキーが大好きで、なかでもバーボンがお気に入りです。何年か前に、オレンジジュースの代わりにマンゴーを使った「ケンタッキー・サンライズ」のアレンジカクテルを飲む機会があり、とてもおいしかったことを覚えていたそうです。そこで、このカクテルライクなビールに「ミント・ジュレップ」の風味を掛け合わせてみてはどうかと提案しました。
モルトの構成はシンプルに、ピルスナーモルトを主体にし、すこし小麦を加えて質感とボディを持たせ、さらに少量のデキストリンモルトで甘みを補いました。ホップには、柑橘を思わせる香りが特徴のComet、Tangier、Vistaを採用し、香りに奥行きを重ねています。
もちろん、カクテルをビールで表現するうえで、果物の要素は欠かせません。そこで私たちは、梅、アプリコット、桃を組み合わせました。この3つの果汁が、甘みと香り、そしてキュッと引き締まるような酸っぱさをもたらしています。
サワーらしい酸味とのバランスを取りながら、ウイスキーの風味を加えるため、バーボンの貯蔵用に使われていた樽を砕いたウッドチップと少量のバニラを使ってビールを熟成させました。バニラの甘い香りによって、うまくバーボンを思わせるニュアンスを表現できました。
ミント・ジュレップの要素も忘れていません。仕込みの後半にミントエッセンスを加えることで爽やかな香りをほのかなアクセントとして加えました。
バーボン樽由来のオークチップを準備し、さらに何種類もの果実を加える。今回のビールは、私たちがこれまで造ってきたなかでも、とりわけ手間のかかる一本となりました。まさに、愛情と情熱を注ぎ込んだビールです。そして、ひと口飲むたびに、新たな風味や表情が顔をのぞかせます。
シリーズ:
仲間シリーズ
スタイル:
ベルジャンフルーツサワーIPA
度数:
6.5%
IBU:
25
原材料名:
麦芽(外国製造)、アプリコット果汁、桃果汁、梅ピューレ、梅果汁、オーク木片、ホップ/香料(バニラ、ミント)
ホップ:
McKenzie, Tangier, Comet
アレルゲン:
小麦、もも
ガスボリューム:
2.5
カテゴリー:
発泡酒
コード:
4589718743608
賞味期限:
2027/06/27