#ビールで明日を幸せに

新型コロナウイルスが醸造業界に与えた影響についての最近の投稿では、この困難な時期にこの業界や全国の中小企業が直面している問題を取り上げました。さらに、私たちはこれまで以上に力を合わせる大切さを共有し、あらゆる方法でお互いを助け合いたいと思いました。このような気持ちを抱いているのは私たちだけではないこと、ビールを造り分かち合うことが本来持つ喜びを取り戻すために全力を尽くしているのは私たちだけではないこと、を知り心強く思います。

長年の友人でサポーターでもあるCraft Beer Baseの谷和さんは、すぐに「ビールで明日を幸せに」(#ビールで明日を幸せに)というチャリティー活動を立ち上げました。彼女の目標は明快で、この業界にいるすべての人は一つのコミュニティとして繋がっていること、業界全体とそこで働く個人が生き残るにはお互いに支え合うことが不可欠であることへの意識を高めることです。消費者の立場からすると、地元のボトルショップにビールがある唯一の理由は、醸造所はそれを造る価値があると感じ、流通業者やバーがそれを提供する価値があると感じるからです。醸造所の立場からすると、地元のボトルショップにビールが並び、バーでタップに繋がれるのはそれを飲むお客様がいるからです。これらのパーツのどれかが欠けると、造る、流通する、販売をする、飲食店などで提供する、ビールを楽しむ(消費する)という循環は成り立ちません。

では、この活動の内容はどんなものでしょうか。何よりもまず、意識を高めることです。上記のハッシュタグに加えて、この取り組みに参加する醸造所、ボトルショップ、バー、流通業者はチャリティーバッジを販売する予定です。活動を支援したいお客様がバッジを200円で購入すると、参加企業の物販売上げになり、活動の拡散につながります。この活動をさらに多くの方に知っていただくため、同一デザインのステッカーを各団体から無償で配布します。この活動の認知度向上や、まだあまりよく知らない方とコンセプトを共有するためのコミュニケーションツールとしてご活用ください。また、クラフトビールについての投稿する際には、ぜひ「#ビールで明日を幸せに」のハッシュタグをご利用ください。

注意: 京都醸造では、今週金曜日からタップルームでバッジの販売とステッカーの配布を始めます。さらにCraft Beer Base のオンラインショップと同じく、私たちも様々な商品を直接ご自宅までお届けしています。遠野醸造はオンラインでビールを販売している全国の醸造所を簡単に検索できるよう、彼らのオンラインショップにリストアップしてくれました。