モンクなし (Monkless)
¥690
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5% off6本¥656 / 本
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7% off12本¥642 / 本
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10% off24本¥621 / 本
伝統的な修道院ビールにインスピレーションを得た二次発酵のベルジャンエール
まず私は、このビールを少しのアレンジを加えながらもベルギーの伝統にも忠実に作ることにしました。トラピストエールはその名前のとおり、トラピスト(修道院)の修道士たちによって醸造されてきた歴史をもち、アルコール度数によってシングル、デュベル(ダブル)、トリペル(トリプル)、クアドル(クァッド)と分類されます。このビールは、7%ですので、デュベルに当たり、その特性を意識して造ることにしました。
まず、トフィーやビスケットのようなモルトの滋味深さとダークフルーツのような味わいがひとつの特長として挙げられ、これを実現するために、"Special B"というお気に入りのモルトを使用しました。どれだけ気に入ってるかというと、醸造する日にポリポリとつまみ食いをするほどです。狙い通りに、このモルトによってダークフルーツ系の風味をしっかりとビールに与え、さらにミュンヘナ―とピルスナーのベースモルトで、ビールのバランスを固めることができました。
ホップに関してはシンプルながらも面白い選択をしました。煮沸中にドイツ産のホップを使用し、ハーバルでスパイス感のあるキャラクターを加えることで、モルト由来の甘みとうまくバランスさせました。また、Rakauというホップを少量使用して、トラピストビールによく見られるトロピカルフルーツ系のニュアンスをわずかに加えました。
そして、アビーエール酵母で発酵を減ることによって、このスタイルならではのフルーティーなエステル香を生み出し、伝統にしっかり現代的な要素を加えたビールが完成です。クラシックでありながら活き活きとした印象を与え、飲む人を愉しませる仕上がりです。もちろん、二次発酵を施して仕上げているので、味わいに落ち着きもあり、まさに格別で贅沢な一品です。