与謝野の挑戦 (Yosano no Chosen)
一店舗に樽を2本まで
地産地消というビール作りはビール造りのルーツにあって、いつか京都醸造の商品にできるだけ地元産の原材料を使いたいという夢がある。ただ、大手メーカーが契約栽培などをし、殆どの日本産の原材料は手に入らない。選択肢としてホップを始め、自分たちで育てるしかないと思っていました。
事業開始が近づいていたころ、ご縁があって京都府北部にある与謝野町の方々に出会った。与謝野町は日本で初めて町を上げて小規模ブルワリー向けのホップ栽培という野望な挑戦に挑んだ。始まったばかりのプロジェクトだが、幸運のことに初めての収穫を一部分けていただくことができた。
今回の生ホップ(加工せずに摘みたてのままで使うホップ)の個性が目立つように、モルトと酵母感のひかいめのビールに使用した。ライトな口当たりとドライな仕上がりで飲み飽きしないビールとなり、少し温まると与謝野町ホップの繊細な香りが引き立つ。
モルト:
Pilsner Malt, Wheat, Acidulated Malt
ホップ:
Warrior, Willamette, Columbus (与謝野町産), Chinook (与謝野町産)
酵母:
US-05:アメリカンエール と S-33:ベルギーエール をブレンドした乾燥酵母
ABV:
4.8%
IBU:
28
ガスボリューム (炭酸ガス含有量):
2.5