今回のコラボではちょっとした変化球を織り交ぜてみようということになりました。牡蠣の身と殻を煮沸段階で加え、豊富なミネラルと塩分によって味を引き締めて爽やかさを演出してみました。不規則すぎるナックルボールを投げ込んでしまったかもしれません。
煮沸の後半に450個の牡蠣を釜に投入すると、醸造所は面白いほど磯の香りで満たされましたが、最終的な製品にはほんのりとしかその名残はありません。乳酸発酵による酸味は牡蠣のミネラルと塩分によってマイルドになり、セゾン酵母によってレモンのような柑橘の爽やかさを残してくれます。面白い素材と手法を用いた上で、美味しく飲めるサワーエールができあがりました。
名前の由来:今回のビールは世界的にも珍しい、淡色ビール、しかもサワーエールに牡蠣を使用したという、これまでの常識を覆すようなことに挑戦しました。これを飲んで、自分の殻も破ってみましょう!
一店舗に樽を1本まで 箕面チームとコラボビールでは思い切った仕込みをすることにしました。皆さんご存じのように、彼らのスタウトは最も評価をされているビールの一つです。黒ビールというスタイルが敬遠されがちであるにも関わらずこのような評価を受けるのは本当に偉大なことです。このことから、京都では黒ビールを造るということがすぐに決まりました。彼らのレシピを京都で仕込むだけでも十分面白いのですが、思い切った仕込みということで、まだ見ぬビール、デザートビールを仕込むことにしました。今回のスタウトは、驚くほどの豊かな口当たりと、しっかりとした甘みが残ったデザートビールを目指しました。そのためにレシピの設計や醸造技術を検討するだけでなく、ラクトースの添加も行いました。大量の麦芽から来る豊かなロースト感、チョコレート感は飽きを感じさせず、まるでエスプレッソブラウニーを飲んでいるかの様です。アフォガートなんかにしても最高じゃないでしょうか。これは食べず?飲まず?にはいられません! 名前の由来:「時に出会いというものは思いにもよらない新しい世界を見せてくれるものです」あるところに桃のような頬をした美しい姫を慕う黒いおさるの王子がおりました。いつしか心を通わせ合った姫と王子はお互いに思いもよらない新しい世界を見ることになります。甘く濃密で豊かな時間はビールに姿を変え、黒猿王子の記憶として姫の心に深く刻まれるのでした。 スタイル: インペリアル・スタウト モルト: Golden Promise, Flaked Barley, Crystal T50, Crystal Medium, DRC, Roasted Barley, Black Malt, Chocolate Malt, Carafa 3 Special ホップ:...
translation missing: ja.collections.general.view_product_details_html今回のUpright Brewingとのコラボでは、繊細で上品な味わいを引き出すことを中心に考えましたが、それは決して簡単なことではありません。議論を重ね、結果として1つのベースから2つ(運が良ければ3つ!)のビールを造り上げるということになりました。第一段階のビールは、アルコール度数3.5%のシンプルなテーブルビールです。非常に軽いアルコール度数ですが、薄いだけではなくしっかりと味わい深さもあります。この程よいバランスに仕上げるためにハウス酵母の繊細な発酵特性に目を向けつつ、伝統的なヨーロッパらしいハーブやスパイシーさだけでない複雑な香りを持ちわせるフランス産ホップ、アラミスを組み合わせてみました。 ひねりを効かせた第二弾は、二次発酵にブレタノマイセスを使いました。このビールは現在タンクでゆっくり発酵中です。この酵母は「野生」酵母に分類されることもありますが、エール酵母とは違った特徴的で複雑な香りや味わいを演出してくれます。このバージョンが仕上がるにはまだしばらくかかりますが、この待ち遠しい時間がビールの味わいを更に高めてくれるものだと信じています。 そして最後に第三弾(仮)、こちらは実験的な造りで、現段階ではまだなんとも言えないのですが、ブレタノマイセスで二次発酵させつつ木樽で熟成させています。今回のビールのような低アルコールのものは木樽の香りやタンニンとのバランスが取りにくいのですが、うまくいけばオークの複雑さと樽由来の乳酸発酵によって、より味わい深くユニークな仕上がりになることでしょう。 第二弾 & 三弾をお披露目できるまで、まだしばらく時間がかかってしまいますが、今はこのユニークなコラボレーションの第一弾をお楽しみいただければと思います。Alexの醸し出す繊細さをしっかりと今回のビールに表現できたと実感していますし、私たちとしてはとても満足なコラボレーションでした! 名前の由来:今回のビールはテーブルセゾン。テーブルという名のごとく、まさに毎日の食卓で楽しんでいただきたい一杯です。日本の食卓と言えば、一汁三菜(ご飯と汁物と3つのおかず)が基本。でも今夜は、味噌汁ではなくこのビールを「一汁」にしてみるのもいいかもしれません。今回はシンプルな「一汁」ですが、おやおや、台所からは多彩な「一汁」の香りも漂ってくるではありませんか。 スタイル: テーブルセゾン モルト: Pilsner, Wheat ホップ: ビタリング - Aramis 味・アロマ - Aramis 酵母: Belgian Ale ABV: 3.5%...
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