ビリの誉れ (Lanterne Rouge)

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Sakamichiとのコラボはグレープフルーツをたっぷり使った軽やかですっきり爽快なラドラー

【味わいの特徴】
ラガーとレモネード(もしくはフルーツソーダ)をブレンドして作られるラドラーは、運動で軽く汗を流した後、特にサイクリングの後にぴったりな、軽くて爽やかな味わいが特徴です。このビリの誉れもそんなラドラーを一からつくるビールとして体現していて、度数は4%で、ほんのりピンク色。ルビーレッドグレープフルーツとモンクフルーツ(羅漢果、らかんか)をブレンドして自然な甘みを加え、そこにほのかな酸味のあるシトラスを組み合わせ、やわらかくクリーンな"ラドラー"風ラガーに仕上げました。
【名前の由来】
毎年、開催される世界最大級の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは、世界中の自転車乗りの殿堂ともいえる100年以上の歴史を持つ重要なイベント。このレースの興味深い伝統に、トップになった選手を「マイヨ・ジョーヌ」と呼ばれる黄色いジャージを着せて褒めたたえると同時に、最下位になった選手にも「ランタンルージュ(赤いランプ)」という称号を与え、注目するというのがある。最下位になった本人は少々複雑な心境かもしれないが、しっかりレースの終止符を打つ重要な役割を全うしたということで、屈託のない注目と称賛が送られ、レースを走り切った選手を盛大に祝う。そんなところでも、このレースの歴史と深さを垣間見ることができるだろう。
【醸造家の声】
ラドラーというビアスタイルの起源には、ちょっとユニークな逸話があります。1922年、ミュンヘン郊外のディーゼンホーフェン地方でバーを営んでいたフランツ・クーグラーという人物が、自身の手によって開通させたミュンヘンから自分の酒場までのサイクリングトレイルが功を奏して、ある晴れた日には13,000人ものサイクリストでごった返す事態になりました。
フランツ氏の大喜びは束の間、店で準備していたビール(ピルスナー)が底をつきそうになった時、彼がとっさに店にあったレモンソーダとビールを混ぜて提供し、訪れる全員にビールを行き渡らせようとしたのです。付け焼刃的なこの判断が、またうまくいき、このビールのレモンソーダ割が大好評となり、以後「ラドラー(ドイツ語で“サイクリスト”の意)」と呼ばれるようになったとのこと。

さて今回、Sakamichiのマシューと何を一緒に仕込もうかと話している時も、しばしば話題はビールの話からサイクリングの思い出話へ脱線していきました。彼らの醸造所が「Sakamichi」という名前になったのも、創業者のマシューとダニエルは日本全国を自転車で巡る旅で出会い、自転車好きという共通点がきっかけで友情が芽生えたことからきています。熱量に違いはあれど、私たちKBCのチームも、ほとんどが自転車で通勤しており、自転車は切っても切れない存在。そんな背景もあり、ラドラーというスタイルはこのコラボにぴったりすぎるほどフィットしました。

シンプルな構成ながらとても美味しく楽しめるこのラドラーは、ラガーをベースにしていて、モルトはGolden Promiseを中心に、口当たりを調整するために少量のデキストリンモルトを加えました。ホップにはMandarina BavariaとLuminosaを使用し、どちらもグレープフルーツのような爽快なニュアンスを持っています。そう、私たちがこのビールで目指したのはレモンソーダではなく「グレープフルーツのラドラー」です。

今回選んだ“ルビーレッド・グレープフルーツ”は、フレープフルーツの中でも特に味わいがよい品種で知られ、育てるのが少し難しいものの、鮮やかな赤色と甘くまろやかな風味が特徴。また一般的なグレープフルーツのような鋭い苦味や強い酸味がないのも魅力です。さらに自然な甘みを加えるために、“モンクフルーツ(羅漢果 - らかんか)”を使用。この天然由来の甘味料は、砂糖の2.5倍ほどの甘さを持ちながら、糖質やカロリーはゼロ。また発酵もしないため、果物由来の鋭さを抑えながら、自然な甘さで仕上げることができました。

爽やかなのはもちろんのこと、とにかく飲みやすいグレープフルーツのラドラー。果物の果汁とビールのハイブリッドらしく、ほんのりと感じられる酸味と甘み、そして軽やかな飲み心地がこれからの季節にこれ以上ないほどぴったり。
スタイル
ラドラー
シリーズ
仲間
ABV
4.0%
IBU
10
ガスボリューム
2.7
副原料
ルビーレッドグレープフルーツ、モンクフルーツ
品目
発泡酒
JAN
4589718742595
出荷開始日
2025/05/08
出荷日について
同オーダーに含まれるすべての商品は、出荷開始日以降に出荷されますので、予めご了承ください。
賞味期限
2026/01/05