京都の玄関口、京都駅の北側にある東本願寺の門前に広がる大きな緑地スペースにて5月10日の周年祭イベントを開催します。

ここを会場として選んだ理由はいくつかあります。まず一つは、アクセスが良さと、ある程度の規模のイベントでも十分なスペースを確保できる収容能力にあります。たくさんの方が来訪したとしても混雑しすぎず、快適に楽しめる場所であることを重視しました。

しかし、それ以上に大きな理由は、私たちとこの場所とのつながりです。以前、東本願寺の門前エリアを市民緑地に改修・活性化するプロジェクトの一環として、私たちは特別な記念ビール「陽が知る」を造る機会をいただきました。今回、そうしたご縁もあり、この歴史ある場所でビールイベントを開催できることになりました。このような特別な場所でのビールイベントは、他に類をみない貴重なものになることでしょう。

この市民緑地「お東さん広場」のコンセプトは、地域コミュニティにとって価値のある場所となること、そしてイベントを開催することで人々が集まり、地元の方々と遠方から訪れる方たちの交流を生む場を作ることでした。ならば、そのコンセプトを体現するようなイベントを自分たちもやってみよう、というのが原動力となり、この場所でのイベント開催実現に至りました。

お東さん広場は約9,800㎡の広さを誇り、中心には大きな噴水があり、その周囲に広がる広々としたオープンスペースが特徴です。そして、横には烏丸通りという大きな道が南北に走っているのですが、スペースを囲むように2つの大きな森林エリアの芝生が広がっていることから、街の中にいながらも、ゆったりと落ち着いた気分にしてくれるのも魅力のひとつ。木陰でゆったり腰を下ろし、ビールを楽しむには最高のロケーションですし、友人同士や家族連れの方にも楽しんでもらえるイベントにしたいという私たちの想いにもぴったりの環境です。わいわいと活気のあるイベントでありながらも、混雑しすぎず、リラックスしながら楽しめるひとときになることを目指しています。

また、当日はビールだけでなく、食べ物の選択肢も豊富に用意する予定です。普段、金曜や週末に営業している私たちのブルワリー併設のタップルームでおなじみのキッチンカーが多数出店予定です。ビールブースもたくさんあり、訪れた皆さんが存分に楽しめるように準備を進めています。さらに、日差しや雨を避けられる大型テントも設置する予定なので、暑さや突然の雨があっても、安心して過ごせるイベントになることでしょう。

心地よい初夏の青空の下で、のんびりとビールを楽しむ、そんな幸せな時間を過ごせる京都醸造の周年祭。ぜひご期待ください!