古道をゆく 活命・甦生セット (Pilgrim's Respite Set)
¥3,510
中世のベルギーから続く伝統的なスタイル「セゾン」に焦点を当て、瓶内二次熟成を施したセゾンを発表してきた古道をゆくシリーズの2種類の本格セゾン「活命」と「甦生」の2本セット。
シリーズ2作目の雑穀セゾン「活命」と3作目のテーブルセゾン「甦生」の熟成が進んできましたので、2023年5月末にそれぞれの熟成度合いをチェックしました。醸造スタッフによる試飲の結果は以下の通り。
「古道をゆく 活命」の商品ページ「活命」は、充填から約14カ月経ち、りんごの蜜っぽい甘い果実感がグラスから香り、ドライだけど柔らかいマウスフィールを楽しめる円熟具合に。 味わいに丸みがでていて少し甘みを感じさせる。 香りは複雑でよい。ボディは若干しっかりめだが、その割にキレがいい。
「古道をゆく 甦生」の商品ページへ「甦生」は、充填から約11か月経過し、泡が一層きめ細かく、酸味がキレを際立たせている。酵母由来のアロマとフレーバーでクリーンで清涼感のある印象でフィニッシュ。何も邪魔をするもののない、ドライなセゾンに仕上がってきている。パインやアプリコットのようなフルーツ感。ガスはあって飲み口が軽やかだけど、しっかりとした口あたりも感じられる。
15度前後で保管することで、これからも熟成は進み続けますので、ワインのように特別な時が来るまでお手元で寝かせるのもおすすめです。