南半球の朝日 (Sunrise Down Under)
ホップをふんだんにつかったペールエールである『気まぐれ』シリーズ。それぞれの季節にリリースしておりますが、京都醸造ではIPAはめったに造っていません。夏を控えて仕込みに忙しいながらその合間を見つけて、今回は新しく手に入ったニュージーランド産のホップに注目したIPAを仕込むことにしました。これは、最近フルーティかつハーブ感のあるホップで注目を集めているオーストラリア産とニュージーランド産のホップに着目して、つい先日にリリースをした『南半球の夕日』というホッピーウィートと同じ発想です。今回のIPAではWakatuとMotuekaをメインにし、アメリカ産のMosaicをバックグラウンドに控えさせる設計としました。その結果出来上がったビールは、パイナップル、ハーブ、パッションフルーツを思わせるユニークな味わいと香りを楽しんでいただけるビールになりました。
これから暑くなってくる季節に、フルーツ感のあるこのIPAをぜひどうぞ!!
名前の由来:このビールも南半球産のホップを知ってもらうという前回のテーマを踏襲したものです。前回のホッピーウィート『南半球の夕日』はオーストラリア産のホップを使っていましたが、今回はニュージーランド産のホップを使いました。オーストラリアより東に位置するニュージーランド、当然日の出も早いことから今回のビールは『南半球の朝日』となっています。
スタイル: アメリカンIPA
- モルト:
- Pilsner, Vienna
- ホップ:
- ビタリング - Millennium
- 味・アロマ - Mosaic, Wakatu, Motueka
酵母: American Ale II
ABV: 6.5%
IBU: 40
ガスボリューム (炭酸ガス含有量): 2.4